猫の餌の話 生後1か月~1年までのまとめ

生後一か月程度の子猫を保護して、もうすぐ一年。

これまで餌に関しては四苦八苦したり、獣医さんに相談しながら与えていました。

子猫(キトン)時代、一番気を使ったのが食欲がなくなった時や避妊手術の時、おやつをどうするかなどあげればきりのないことを悩んでは、恐る恐るこはるさんに与えて暮らしていました。一年経つ頃になってようやく好き嫌いと苦手なものを理解してきたかなという感じです。

ある日突然子猫を保護したばかりで何をどうしたらいいか?

思い悩まれることも多いかなと思い、うちの子ベースの話ではありますが「うちの子はこうして餌を選んだよ!」という事でこれまでの餌事情をまとめてみました。
こはるさんが子猫から成猫になるまでの餌の選び方や工夫をまとめました。

【生後一か月過ぎ】一切ミルクを飲まなかった子猫、こはるさん

ちょびっと歯が生えた段階で、うちのこはるさんは全くミルクを飲みませんでした。
親猫から離して保護をしだしたのもありますが粉ミルクと母乳ではきっと味も違うのもあったかもしれません。

4匹保護した内、どの子もあまりミルクに興味は示さず ウェットフードからスタートでした。保護した翌日にすぐ病院で診察をしたのですが「もう離乳食を食べると思う」という事からお医者様が病院に備えていた子猫用ウェットフード(メーカー聞きそびれ。完全にペースト状で水分多めで柔らかいものでした)を与えたところ、4匹とも食べ始めました。
シーチキン大ぐらいの大きさの缶詰で、ティースプーン1杯ずつ各々食べてお腹いっぱいという状態でした。食事をしたときの体重は200gでした。
その日は病院からその缶詰を1つとオススメされた粉ミルク(事前に最寄りのスーパーで買ったものが偶然オススメ品だった)で世話をし始めました。

保護した当初、準備したもの

  • ウェットフードを保存するための密閉タッパー
  • 粉ミルク、結局ほぼ使いませんでした
  • ウェットフード市販品
    (ミャウミャウジューシー子猫用 ほろほろチキ/味わいまぐろ)
    (健康缶 水分補給 マグロペースト)
  • 小皿(刺身醤油皿)

水を上手く飲めず(まったく興味を示さなかった)食事から水分をとる手段が必要となりました。ミルクを飲んでくれれば困ることはなかったのですが、水の入った小皿に足を突っ込んだりしていたので餌に水分を混ぜて食べさせました。

幸い、子猫用ウェットフードはよく食べてくれたので、ウェットフード(ミャウミャウジューシー)にさらに水をかけて水分を増やして与えていました。1日目はミャウミャウジューシーを与えて、健康缶 水分補給という餌を見つけた時はこちらも与え始めました。
健康缶 水分補給は非常に水分量が多く、完全にトロントロンのため非常に食いつきが良かったです。

当時、刺身醤油用の小さなお皿1杯が1回のご飯量でした。
保護した当初は1食1杯のティースプーンから始まりました。
それを1日3回ほど食べてひたすら寝ていました。
少々食べたらお腹がパンパンという状況でした。

ティースプーン4杯(1匹あたり1杯)が1食でしたので、食べきれていないウェットフードは乾燥しないよう密閉タッパーで保存。100均様様でした。

拾った時期が幸い春だったので冷蔵庫に入れて冷やすまではしていませんでしたが、乾燥したりウェットフードの臭いが部屋に充満しないよう密閉タッパーに保管していました。
保護して7日間、1匹残ったこはるさんだけになるとさらに餌の保存が必要でタッパーは非常に重宝しました。

【生後二か月】ドライフードデビュー

病院での検診の際、ドライフードを与えると良く成長しますよというアドバイスの元、二か月経ったころドライフードを与え始めました。
病院で初めて食べたドライフード(小粒)のものをポリポリと頑張って食べていたのでドライフードも与えるべきかなという判断ができました。
しかし、家でドライフードを与えても病院で食べて見せたような食いつきは無く、大匙1のドライフードに大匙2のポットのお湯をかけてふやかして与えて何とか食べさせていました。
歯が生えていたとはいえ、まだまだドライフードをがっつくほどの体が出来ていなかったのかなぁという感じでしたが、ふやかしてちょっと食感が残ったドライフードをもりもり食べていたのであまり心配せず、ウェットフードとふやかしたドライフードを交互に与えていました。

与えていたドライフード

  • ロイヤルカナン キトン用

顎が小さかったので、ドライフード大匙1お湯大匙2で与えていました。
この時期の餌の量は流石にティースプーンでは収まらず、醤油皿1杯分(盛り塩のような量)を二度与えて空っぽでした。
こはるさんは、ちょっと食べてすぐやめる、「ちまちま食いタイプ」だったので盛り塩のように与えるか、餌の乾燥が気になるときは少量だけいれて回数を増やしていました。

【生後三か月】ドライフードをメインに3日に1度ウェットフード

三か月も経つと、さらに倍の量を食べるぐらいになっていました。
流石にウェットフードは1日ギリギリ1袋食べる(ちょっと残す)程度まで一人で食べるようになっていました。ドライフードを相変わらずふやかしていたものの、ポリポリと頑張って食べるようになってからは、お湯の量を減らしてふやかさずボリボリ頑張って食べさせていました。
ドライフードの食いつきが悪い日はすぐにウェットフードに切り替えて食欲をキープしていました。
特に何が原因ということもないのですがたま~に食欲が落ちるときがあったのでその時はすかさずウェットフードを与えて食べさせました。
生後3か月ではまだ何もおやつは与えていません。
まだ三か月ではおやつの種類も殆どありませんでした。何より餌でまだ悩んでいる段階でしたので、おやつよりもまずは餌をしっかり!という飼育になっていました。
このころから刺身醤油皿を卒業し、ペット用の器に切り替えました。
ダイソーのステンレス用品を愛用しています。
雑菌が増えにくく、洗いやすいです。

生後四か月~今に至るまで

このころにはもう態度は成猫(見た目は子猫)のような顔をしてご飯を食べるようになっていました。
やんちゃ盛りで写真撮影も儘ならない日々でした。
かわいい時期なのに残像ばかりが撮れました。
この頃からおやつの導入を考え始めましたが、毎日与えたりはせず、恐る恐るおやつを与え始めました。

・チャオチュール 子猫用 ささみ
・歯磨き系おやつ

おやつといえばということで、チャオチュールを与えてみました。
食いつきはとてもいいのですが、ゴミ箱からチャオチュールのごみを引っ張り出して齧るなどもするほどだったのであまり与えないようにしています。
どちらかというと歯磨き系おやつをベースに選び始めました。
特に臭いがあるというわけではありませんでしたが、歯石予防など早いうちに越したことはないかなという認識で、ドライフードタイプやサキイカタイプなどの市販品を与えていました。
効果は抜群で少量食べただけで猫餌の臭いはしませんでした。

この頃になると水をぐびぐび飲む猫になり、毎日350ml~500mlぐらい飲むようになりました。
腎臓に負担がかからないのでこれは有難かったです。
しかし日によって水をあまり飲まない日もあったので、その時は 健康缶 水分補給を与えていました。このウェットフードは常に食いつきがいいので常備で2~3個常にストックしています。
元気がなさそうな時はいつもこれを食べさせて様子見をさせています。

【好み?】ササミ系の餌を好んで食べている

猫といえば魚、というイメージでしたが こはるさんはマグロやカツオにはそこまで興味を強く示さず(出せば食べるけどドライフードのようなペースで食べる、がっつきが違う)目の色と餌への飛びつきが明らかに変わるのはササミ系、鶏肉でした。

元々下僕自身、魚ベースの缶詰の臭いが苦手というのもあり あまり積極的に与えていなかったのも原因かもしれないし、こはるさんも好みがあるのかもしれません。


猫の個体次第でもあるかとは思いますが、このため鶏肉ベースの餌を中心に選びつつたま~~に魚を与えているという状況です。

ドライフードで食物アレルギー?が出た

ドライフードの注文を失敗して、市販品のドライフードを与えたところ、お腹の調子が悪くなり耳の先が少し赤くなってしまいました。

アレルギーの有無の詳細は一年の定期検診の際に調べる予定です。

こはるさんの調子が悪くなった状況が非常にわかりづらく、餌の切り替え対応が遅れてしまいました。
トイレの猫砂が優秀で、カラカラになっていたので体調が悪いことに気付きにくかったのです。
餌を戻して1週間もすると、すぐに調子を元に戻してくれたので一安心ですがずっとトイレが緩い状態を見た時はすごく心配になりました。

餌を切り替えるときに気を付けること

  • もとに戻せるように餌を準備すること、いつもの餌を切らさない
  • 新しい餌を与えるときは翌日仕事が休みの日が良い
    (トイレの状況でお腹の様子が判断しやすい)

仕事で家をあけるために、猫砂の性能でカラカラになってしまっていたため、体調不良に気が付くのが遅くなりました…。

当たり前の話なのですが、餌を切らしてはいけないなと思いました。

ロイヤルカナンが最寄りで売られていてくれたら有難いのですが、残念ながら取扱い店が最寄りに無いため今後もAmazonや楽天利用になるかと思います。

ドライフードを見直し 2022年5月追記

食いつきが良い事、獣医さんにお勧めされてのロイヤルカナンでしたが
食べてはいけないものを知れば知るほど、ん??と疑問に感じる部分が増えてしまいまして
ロイヤルカナンからワイルドレシピという商品に変更しました。

ワイルドレシピは、穀物を使用しないドライフードで、米・小麦・とうもろこし(コーン)といった穀物を一切含まない餌だから選びました。

餌に含まれてる穀物に関して、神経質すぎる!といわれるかもしれませんが、以前ロイヤルカナン以外のドライフードに変えた後たちまち体調不良になっていたので、穀物に関して注意をしていました。
てっきりロイヤルカナンには穀物は含まれていないと思い込んでいたのですが、たまたま主成分を見たところ普通に穀物が入っている事に気が付きまして…。
少し前までロイヤルカナンの室内猫用というカロリーカットタイプのドライフードを与えていましたが、カロリーカット出来ているかもだんだん疑問を感じてしまいまして…。
体調が悪いわけではないけども、除去してもいいだろう、ということで健康優先で穀物無しのドライフードに切り替えました。
ドライフードはチキンとフィッシュ、というパターンだったので鶏肉好きなこはるさんにとってワイルドレシピはすんなり慣れてくれました。
ドライフードによって食いつきが違うのかな?とロイヤルカナンとワイルドレシピを2皿並べていましたが、気分によって食べ変えたりして 両方綺麗にバランスよく完食しているのでワイルドレシピにしたら食いつきがいい!とかはありませんでした。普通に食べます。笑

特に体調不良があるわけでもないので、残ったロイヤルカナンも完食してもらいつつ、無くなり次第ワイルドレシピに完全移行予定です。
値段はどっちも似たような価格のため、まぁいいかな。

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