沢城家のご紹介

このブログに出てくる登場人物

こはるさん
大雨の日に保護した猫のうちの1匹。
貰い手がついたのにヨチヨチとベッドの下に籠城して居座る。
沢城さん家の猫になる。
沢城さん(下僕)
こはるさんの飼い主だが下僕のように餌を与えて遊び、寝かしつける係。
こはるさんの変化に一喜一憂する日々。
Webライターやエステティシャンをしながら生計を立てている。

こはるさんとの出会い~野良猫を保護した話

2021年4月。
大阪では豪雨が続いていました。
いつものように最寄り駅から自転車で、ずぶ濡れになりながら帰宅した夜のこと。

にゃーにゃーと元気いっぱいの鳴き声が自宅の駐輪場に響いていました。

何処から鳴いているのかと探すと、柵と壁の隙間に母猫が子猫を4匹隠して何処かに立ち去っていました。

最初はすぐに親が帰ってくるだろうと、雨傘を子猫たちに貸してその場を立ち去りました。
そして一時間後、そっと様子を見に行くと 子猫たちはまだ小さくうずくまっていました。

降りしきる大雨は、明日の朝まで続くとニュースで報道されていました。

その時の時刻はもう0時近く、子猫の鳴き声も最初より元気がありませんでした。

子猫たちを保護をするか、立ち去るか。

どうしたものかと悩んでいると、か細い子猫の鳴き声が聞こえてきました。

帰ってこない母猫は、雨に濡れない場所を探しに行ったのか、置き去りにしたのかわかりません。

近所に住む知り合いに手伝ってもらいながら、先のことはさておき子猫を4匹保護しました。

保護した翌日のこと

保護した翌日、すぐに子猫を4匹病院へと連れて行きました。
保護した後からミルクを全く飲まなかったのです。

朝一から病院で様子を見てもらったところ、幸い4匹とも元気で生育状態からもう缶詰を食べるだろうと子猫用の缶詰を与えてもらいました。

続々貰い手が見つかる

元気だったこともあり、続々貰い手が見つかりました。4匹とも貰われると思いきや、1匹だけ譲渡の最中ベッドの下に隠れて出てこなくなりました。

そうして我が家に無理やり居座ったのがこはるさんでした。

目が見えるようになって手にじゃれるこはるさん

のんびりだらりと一人暮らしをしていた沢城の大切な家族となりました。
こはるさんと暮らしだしてからというもの、こはるさんを守るためにだらだらと自堕落ライフをするわけにもいけないなと心機一転しました。

資格取得やら車の免許やらとお金のかかる大忙しの日々になりました。
沢城にとってこはるさんは人生を変えた師匠の一匹。

タイトルとURLをコピーしました