猫を飼うと人生が変わるかもしれない話

こはるの下僕の話

はじめに

4月27日にこはるさんを拾ってからというもの、当時生後ギリギリ1ヶ月のこはるさんの飼育をめぐり、様々な葛藤と闘いがありました。

子猫生後一か月×飼い主一人暮らしという環境の中、子猫を育てることがかなり無理がありました。
今後もし一人暮らしで猫を飼いたい方がここを訪れて読んでくれたらうれしいです。

本当に毎日が葛藤の日々でした。

生後一か月を拾ってからの日々

こはるさんを拾ってすぐ、ラッキーなことに関西では緊急事態に突入しました。

生後1ヶ月の間は何があってもおかしくないとお医者様や猫飼いの先輩たちに言われていたので、子猫の飼育は全てが恐る恐るでした。

なんせ、ご飯・トイレがまだ自力でギリギリ出来ない・体温管理も上手く自力で出来ないなど、油断ならないことがたくさんあったからです。小判(おしっこ)がでない状態で長時間放置すると子猫はすぐ体調を崩します。単に体調を崩すというよりは命に危険がある方向で。

ご飯や体温の管理するのに一人暮らしはかなり困難を極めました。
なんせ四六時中…子猫ちゃんばぶぅモードです。数時間おきにご飯やトイレの世話がきつかったです。完全に子どもの育児と大差がありません。ミルクやトイレの量の違いくらいで手間のかかり方が半端じゃなかったです。

番狂わせを起こした原因の一つに、生後一か月ではペットホテルの利用ができないという事を知らなかったのも大きかったです。仕事で出勤するときもお金を払えば何とかなるんじゃない?という甘い幻想が初日から打ち砕かれて途方にくれたのを覚えています。
そもそも、ペットホテルの利用は大体どこも生後半年以上でワクチン、ノミダニ駆除を行っていることが原則ルール。
生後一か月ではワクチンすらまだ打てませんのでホテルなどの利用ができないのです。

このため急遽出勤が決まった時も友人の世話になりました。
お世話になりながら何とか一日こなすものの、猫の世話を頼んだ友人から遠巻きに早く何とかしてねと言われた時はグサリと刺さったのを覚えています。
自分の場合は、野良猫を拾ったということで生後何歳など選ぶ余地もなく一緒に暮らし始めました。
しかし、飼育を決めたらとにかく何とかする事が飼い主としての責任だなぁと痛感する日々でした。
決して可愛いばかりではなかったなぁ…。

もしペットショップやら譲渡やらで子猫をもらうとき、一人暮らしなら生後一か月の子猫だけはくれぐれも選ばない方がいいと強く言いたいところです。

緊急事態宣言と膀胱炎

そんなこんなで緊急事態宣言を有難く感じつつ、在宅で仕事の最中にいそいそと子猫も世話をこなしておりました。幸いめったに会議はなかったのですが、カメラ必須なんかだと猫の世話に四苦八苦した下僕が画面の前にいたことでしょう…。

そんなある日。
こはるさんが突然小判(おしっこ)を出さなくなる事態に。
ポーズをするのですが肝心の小判が出ないまま。

小判が出せない事に焦る下僕と、何で小判が出ないの?💦と不安そうなこはるさん。

すぐさまかかりつけの動物病院へ連れて行きました。

状況を説明すると恐らく膀胱炎でしょうということで、太ももに1発注射をぷすり。

2度目の病院で注射を経験するこはるさん

治療は事なく終わり、家に帰って早々にトイレで小判を出すことに成功しました。注射すごい、即効果でした。

ここでふと過ったのは、緊急事態宣言だから自宅にいてて気がつけたけどもし居なかったら…ということ。

夜8時まで外出してたら気がつくのが遅かったなということ。
生後1ヶ月なら充分死に追いやる事態だったなぁと少し心に刺さる出来事となりました。

むくむくと出てくる在宅欲

それから、かれこれ3ヶ月。すっかり大きくなったこはるさん。

生後4ヶ月の貫禄

仕事から帰宅するといつも熱烈な歓迎をしてくれるようになりました。

駆け寄ってくるこはるさんをみて、罪悪感に駆られる下僕。やっぱり寂しいよなぁとこはるさんに想いを馳せるようになりまして…ついに決意して在宅で仕事を受けはじめました。

7月27日のことでした。
ライティング業務をメインに、不動産関係の記事や本業のWEBデザインの記事を書くようになりました。あれから2週間、何とかこはるさんのご飯くらいは稼げるようになりました。

もっと頑張るから、一緒に長い時間を過ごそうねこはるさん。

お仕事随時募集中です。笑

にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました